しかし用務員はいなくならない。

しかし用務員はいなくならない。

退職者補充がされずに学校から正規職員での用務員がいなくなっても、用務員がいなくなることはありません。
何か呪文のような感じにも読めますが、用務員が補充されなくなった代わりに、非常勤職員やシルバー人材センター、委託業者などがその業務を請け負っているのです。

なぜか?
市役所などの職員数はお上から減らすように言われています。
公務員がしなくても良いお仕事は民間に任すようにと言われています。

あっ!用務員も正規職員だと、地方公務員です。
(用務員がなぜに地方公務員になったのかはまたの機会に。)

そのため、非常勤職員であれば、正規職員としてカウントされないから非常勤職員に。

学校の環境整備は、直接公務員が行わなくても、業者でやってくれるところがあるから業者にってことになるんです。

しかし、これは仕事が無くなったから、正規職員で用務員を補充しないと言う理由ではなく、正規職員で補充するよりコストメリットが出る形で用務業務を行うということなんです。

自治体の正規職員の用務員はいなくなっても、身分や雇用先が変わった形で用務員は生き残っています。